予防歯科について
当院では、「病気の予防と抑制、早期発見・早期治療」を診療方針の第一に掲げ、予防歯科に力を入れています。病気を予防するための指導から、早期発見のための、定期検診を積極的に実施しております。
当院では、予防に力を入れていますが、厳しく歯みがき指導や食事の指導を行っているわけではありません。定期検診は、文字の通り「定期的に通う歯科検診」です。つまり継続することが大事です。
何でもそうだと思いますが、辛いことを継続することは難しいものです。 「歯を丁寧に磨く」「半年に1回、歯医者へ行く」ということは、決して難しいことではないと思いますが、少しでも辛いと感じてしまえば継続が難しくなってしまいます。
当院では、患者さんのできる限り負担なく通院していただけるように、患者さんをお待たせしない・診療はスピーディーに終える・無理をさせないなどの心がけを徹底しています。ですから、ぜひ気軽な気持ちで、当院の歯科検診を利用していただければと思っております。
定期 歯科検診
当院の定期検診受診率は80%を超え、月100名以上の方が検診にご来院頂いております。1年に数回の検診は、長い目で見れば時間とお金の節約にもつながります。歯の病気の予防・抑制をすることで、歯を失わなければ、インプラントなどの治療は必要なくなります。
検診の内容
まず、口腔内診査、場合によってはレントゲンを撮ります。次に、歯石の除去と歯のクリーニングを行います。そして、ブラッシング指導を行います。小児の患者は、歯ブラシの練習を必ず行います。
検診により虫歯が発見した場合には、虫歯の治療も行います。歯のクリーニングでは、歯の病気の原因の歯垢や歯石の除去はもちろん、茶渋や、たばこのヤニなど歯の汚れも落とします。
ブラッシング指導では、それぞれの患者様にあったブラッシング方法をお教えします。毎日の正しいブラッシング・歯磨きをすることが、健康な歯を保つことにつながります。
検診の時期は?
歯の病気は、悪くなると治るまでに時間がかかります。半年や1年などというものも珍しくありません。定期検診は、年齢や症状、歯磨きの善し悪しによりますが、小児は3ヶ月に1回、成人は6ヶ月に1回行います。
歯の病気の原因は、歯に付いた歯垢(バイオフィルム)と歯石です。歯垢(バイオフィルム)と歯石さえきれいに取っておけば、絶対に虫歯や歯周病にはなりません。虫歯や歯周病は100%予防できるのです。
歯周病は「沈黙の病気」と呼ばれ、自覚症状が無いままに進行していきます。歯医者に行くのは「歯が悪くなってから」と考えている方もいらっしゃると思いますが、 ご自身で気づいた時には、歯の周囲を支える骨がボロボロになっているケースも少なくありません。
お口のことで気になることがある方、ご不安な方、まずはお気軽にご相談下さい。